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2005/11/10

『理由』

宮部みゆき原作・大林宣彦監督『理由』の日テレバージョンの録画を、観る。  元はwowowで放送、その後映画公開されたけどDVD待ちだなぁと思ってたのでこれは良いと思っていたが。  やはり、『理由』の映像化は無理。(ドラマコンプレックスというメタな作りは駄目)  いや、映像化ならばああするしか無いのか。(本編では無いから酷評は不当だろうな)  観て良かったのは大好きな伊藤歩と談志師匠だけ。  同じ大沢オフィスの京極夏彦『姑獲鳥の夏』の映画も、映像化不可能とされていたのが実相寺監督で映画化。  ただ、予告で落胆(でもコメンタリー目的でDVDは買うけどね)。  大沢親分の『新宿鮫』のTVはキャスト段階で観ない事に決めた。  京極夏彦が「原作と映画は全く別モノです。  映画のネタでしかありません。  原作者としては、京極堂がこん平師匠の着物を着ていても何の問題もありません。  但し、読者の方は思い入れがあるので別でしょうけど」と云う。 大沢オフィスのお三方の文庫は全部網羅している位好きなので、どうしても映像作品には厳しくなってしまう。  ファン心理なんてそんなものだろう。  自分の頭の中で出来上がった描かれていない部分を見せられてしまう。  そこに齟齬が生まれる。  が、宮部作品は時代物も含めて市井の人情を描くものが多いんで、映像で「削られてしまう大好きな部分」が多すぎと感じる。  京極作品では情報量。  大沢作品では主人公心理。  やはり観ないに限るのか。

今年は、今月『模倣犯』が待望の文庫化。 小説は文庫しか買わない自分としては、2001年に文庫化された『R.P.G.』がやっと読める。 というのは、『R.P.G.』に『模倣犯』の刑事が出てくるので読まずにとって置いたのだ。  『模倣犯』の映画は、・・・・。

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