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2005/08/18

連休

今年は身体の具合が良かったのだろう、いつもは睡眠だけの連休を、"あの"戦争の特番を見て過ごした。 ネットサーフし、普通なら誰もが知ってる多くの情報を仕入れた。 なにも、判断するために見ていたわけではないので、傍観者なだけだった。 意識的に避けていた部分は大いにあったとして。 三島事件の流れで江戸時代の介錯作法まで飛んだのは行き過ぎか。
結果的に分かったのは、人は死ぬか殺されるかということだけだった。

メガトン級の情報に押しつぶされないように、自浄行動として軽い本を数冊片付けた。 自動小銃並みの抵抗に過ぎない。 左欄の「散乱書棚」にある、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズを近作四冊も読んでいない事に気付いて、それも慌てて読んだ。 スペンサーシリーズを初めて読んだのは高校2年の時で、友人に借りて読んだ 『ユダの山羊』 だった。 昔は邦作ハードボイルドしか読んでおらず、軽口を叩きグルマンな探偵が珍しくすぐにハマった。(で、チャンドラーやハメットへも行かず、ハードボイルドからもなし崩しに引退した。 その後スペンサーシリーズもハードボイルドから逸脱したし。 ハードボイルドでは無いけれど、最近復帰したのは花村萬月だけ。馳星周は次点。) マイベストはやはり 『初秋』 で、多くの人間が推薦してる。 それはそれとして。
近作に出てくる銃器についての知識がかなり疎くなり、実銃のイメージがすぐに出てこず(老化とも云う)幾冊かの世界の火器の本を取り出してみなくてはいけなくなった。 自分の好きな銃は、PPK/SやP38、M36といった古き良き時代のモノで、最近のあの意匠のモノはどれも「四角いピストル」と片付けてたものだが、実際常用されてるモノ達はそういうモノなのだ。 そして逃避の為のスペンサーシリーズから、火器の本(今世紀のモノ)を眺めるうちに、またあの戦争の時に使用された武器弾薬をネットで調べてみたりして、また落ち込んだりした。
全く馬鹿な自分に気付かずにこれを書いていて、結果的に分かったのは、俺は滑稽な阿呆であるということだけだった。

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コメント

まぁ、私も「情報収集マニア」なわけですけど、やっぱり「傍観者」に過ぎなかったりするわけです。

当事者でないからこそ、複数の第3者の意見や知識を比較し吟味できるわけですが、実際に自分が当事者になった場合、案外そんな知識なんて役に立たないような気もします。

まぁ、三島さんの介錯は何度も失敗したそうで、双方ともに辛かっただろなーと思いました。

あー、今日も文章おかしい(笑)。

投稿: SHIN-PON | 2005/08/23 12:40

そうなのね。 第一、自分自身が戦後民主主義もどきの上に育って、過去を省みても靴の上から足の裏を掻くようなもので。
温厚な私でも、カチンとくれば拳はでるだろうし。その後の裁かれ方など昔から調べて識ってるはずだろうに。
事前に何度も練習をした筈なのに、三島由紀夫の解剖所見で、介錯に頼まず位の切腹だったらしく、
それをどー捉えるかはまた別の問題だったりするのだが、痛い死に方は基本的に嫌ですわ。

投稿: コタツ | 2005/08/23 18:07

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